Z e i s s 
           C o l l e c t i o n             


                            過去に使用していた撮影機材の紹介です ( CONTAX & Carl Zeiss )

                              

    DIGITAL CAMERA Linenap


     CONTAX N DIGITAL  2002年5月19日の発売から、私が購入するまでの道のりは約2年半・・・

                          正直現代のデジタルの進化を考えると2年半前のデジタルカメラというのは、

                          終わったカメラといっても過言ではないだろう。

                          私も正直購入する気はなかった。ただ仕事の関係もあり、

                          デジタル1眼の購入を考えなければいけなくなった時・・・本当に悩みぬいた選択となった。

                          ニコンでシステムを揃えようと考えていた・・・

                          けど、やっぱりツァイス好きなんですよね。N DIGITALに賭けてみました。

                          独特すぎるといわれているN DIGITALの操作系であるが、

                          N1を使っている私には非常に使いなれた操作系である。描写という面に関しては、

                          正直専門的なことは分かりませんが、かなりあっさりした描写をする傾向にある。

                          なによりの魅力はNマウントのツァイスレンズが、焦点距離そのままで利用できるということである。

                          雑誌などでも酷評を受けているように、N DIGITALには数多くの欠点がある。

                          それは使用していても痛感する部分である。

                          ただ、逆にN DIGITALにしかない最大限の魅力を私は引き出してやりたい・・・

                          世界最初のフルサイズCCDの底力を今証明してみる・・・

                          そんなマニアックな人がいてもいいですよね?(笑)

                          果たしてもう使い物にならないカメラなのかどうなのか・・・

                          それはフォトギャラリーを見られた皆さんの目で確認してみてください。



     CONTAX i4R        CONTAX最後のデジタルカメラであるi4R・・

                          口紅型のかわいいデザインが特徴的であり、デジタルカメラ部門のGoodデザイン賞を受賞している。

                          個人的にはやはりCONTAX最後のカメラということもあり、少し考え深いカメラでもある。

                          性能としては特に何が優れているということもないが、手ブレにさえ気をつければ、

                          
綺麗な画像が撮ることができる。都会の中で首からぶら下げて歩いているとおしゃれであるが、

                          CONTAX最後のカメラが、本当にこれでよかったのかはかなり疑問である。
 
                         

     CONTAX SL300RT    CONTAXのコンパクトデジタルカメラであるSL300RT・・・

                          特徴としては、カード型サイズにも関わらず、Carl Zeiss T*レンズが使用されているということ。

                          特別描写性能に優れいているとは思わないが、デジカメでもツァイスT*レンズが使えるのは嬉しい。

                          また先にも書いたが、カード型というサイズも大変持ち運びに便利である。

                          皆様も、コンパクトデジカメでちょっとした喜びを感じてみませんか?

                          SL300RTはそんな喜びを与えてくれます。




     FILM CAMERA Linenap


   CONTAX N1      
CONTAX N1・・・世間の評判は非常に厳しいこのカメラですが、

                         私個人的には非常に気に入っている1台である。

                         AFが使えるN1であるが、撮影する時の楽しみであるピント合わせは、

                         やはり自分の手でする方が楽しみがあると今は感じている。

                         どうやら私の場合は根っからのMF好きみたいです。

                         そしてこの考えはこれからも変わらないだろう・・・

                         先にも書いたが、コンタックスNシステムの世間での評判は非常に厳しい。

                         中判とデジタルの融合を果たしたNマウントも、

                         レンズラインナップが揃わない、レンズが大きい、重過ぎる等、

                         数えあげられば切がない色々な理由から、

                         多くのカメラマンから非難の声を浴びている。そんなNシステムですが私は大好きである。

                         大きくて重いというのもほんのご愛嬌・・・

                         最高の描写をしてくれるNシステムのレンズがある限り私は使い続けるであろう・・・

                         雑誌の意見・人の意見にはとらわれない、私だけのOnly Oneの機材だから・・・




    
     Carl Zeiss Lens Linenap



    
Vario Sonnar 17-35mm F2.8(N mount)
                  
 Carl Zeiss 最新の光学技術を結成して作られた、CONTAX Nマウント用の広角ズームレンズ。

                          レンズの明るさを確保するため&マウントの大型化から、レンズの口径は95mmと非常に大きく、

                          とても35mm版のレンズとは思えないこのレンズ。しかし手に持ってみるとそれほどの大きさも感じず、

                          手の大きい私からしたらベストサイズである。重量はもう少し重くてもいいと思うぐらいである。

                          描写に関しては完全にズームレンズの領域を超えているように思う。史上最強の広角レンズであると思う。

                          このZeiss 最強の広角レンズを生かすも殺すも私しだい・・・こんな面白いチャレンジはない。

                          広角ポートレートという新しい舞台にチャレンジするためには、欠かすことのできない1本になるだろう。



    Planar 50mm F1.4(N mount)
                   
 
レンズの帝王といわれた名レンズは、Nマウントになっても変わっていませんでした。

                     
Planarでモデルさんの顔にピントを合わすと、そこに見える世界は私の言葉では表現できません。

                          やはり私はシンプルな構造で仕上がっている単焦点レンズの方がズームレンズより好きです。

                          そして単焦点の最大の良さ、自分の足で構図を探すこと・・・

                          思わぬ所にシャッターチャンスがありますから・・・

                          Planar この言葉で表すことのできない最高のCarl Zeiss レンズ・・・

                          時代は変わってもその美しさは変わりません。

                          ぜひ私のPhoto Gallery にてPlanar 50mm の美しさを体感してください。




    Planar 85mm F1.4(N mount)
                   
   
新世紀 Planar ・・・まずはF1.2と見間違えそうな堂々とした、そのスタイルに驚かされる。

                         描写力に関しては驚異的という言葉がまさにピッタリのレンズだろうと思う。

                         このレンズに関しては細かい説明はいらないですね。ピント合わせにだけ細心の注意をすること・・・

                         ピントさえ合えばこのレンズの魅力というのはすぐに体感できます。

                         しかしそれが1番難しいところでもある。

                         Zeissならではのボケの美しさは新世紀Planarにも確実に受け継がれている。

                         そのボケの美しさをぜひ私のPhoto Galleryにて体感してください。




    Vario Sonnar 70-300mm F4-F5.6(N mount)
                   Nマウントの望遠ズームレンズである。特徴としてはテレマクロ撮影ができるということだが、

                         どの焦点距離においても単焦点レンズとの違いが分からないほど、よい描写をするレンズ。
                         
                         ただ、F値が暗いということもあり、MFでのピント合わせはかなり難しい。
                         
                         撮影会で使用するために購入したレンズではないため、撮影会での出番は少ないですが、

                         撮影会以外の場面で活躍してくれています。
                         
                         撮影会においては、ズーム&AFを使用せず、300mm専用&MFで時折使用しております。




    Sonnar 135mm F2.8  中古で購入したこのレンズ、ツァイスのレンズ群においては値段も安くお買い得である。

                         135mmという焦点距離は、ポートレート撮影において丁度いい圧縮効果が得られると同時に、

                         撮影条件と絞りの変化によっては、遠近感や奥行きも表現できるレンズである。

                         ポートレートで使うには、若干ボケ味がかたいようにも思われるが、それはSonnarの特性・・・

                         逆に、シャープさという面では他のレンズの追随を許さない、それもSonnarの特性である・・・