H 15  12/ 14 N B ☆ A g e n c y 撮 影 会 
                      in 鶴 見 緑 地 公 園   
 

                撮影会主催者  NB☆Agency
                 撮影会開催場所 鶴見緑地公園 
                 日時  2003/12/ 14     天候 快晴
                 出演モデル( 片瀬まひろ 田口真里 中村裕美 近藤和美 真崎麻衣 )
                 撮影機材  (CONTAX RTSV・CONTAX N1 / Planar 50mm F1.4・Planar 85mm F1.4・Sonnar 135mm F2.8 ) 
                 使用フィルム ( PROVIA100F ASTIA100F)

    12月の中旬という時期を考えると、比較的あったかく&天候にも大変恵まれた今回の撮影会。また今回から、故障していたRTSVが復活ということもあり、
              意気揚々と望んだのですが・・・RTSVにつけるレンズフードを全部忘れるという、相変わらずなにかとお茶目な私です(笑)
   撮影会が始まる前にちょっとへこみながらも、フレア&ゴーストなんか気合でカバーすればいいじゃないか (無理!) という、楽観的な考えで望むことにしました。
      モデルさんは、いつもお世話になっている片瀬まひろさん・田口真里さん・中村裕美さん、1度撮影会で撮影したいと思っていた近藤和美さんと、
          大変豪華なキャスティングの撮影会でした。その分参加者が多く、いいポジションがなかなか確保できなかったのは辛いところでした。
                             さてその撮影会の模様&私の奮戦模様をレポートしたいと思います。


ではいつも通り撮影会の前半のモデルさん紹介から。
今回は、5名のモデルさんが出演されているので、前半3名・後半2名という形になっています。
その前半のモデルさんは、田口さん・中村さん・真崎 さんの3名のモデルさんでした。
うーん・・・これはラッキーなんて内心思いながら (笑)
場所を鶴見緑地内の中国or韓国?に移動して、いよいよ撮影会のスタートなりました。
今回のロケーションについては、前半も後半も中国or韓国?の中だけの移動のみでしたので、
少しロケーション的な寂しさはありました。またこの日の撮影会、異様に参加者の数が多い (驚)
いつものNB☆さんの倍ぐらいの参加者の方がいたような気がしました。

今回の撮影会に限らずですが、人気のモデルさんが出演するということは、
必然と環境という問題にぶち当たってしまいます。仕方がないといえば仕方がないのですが、
やはり少人数制の撮影会などに比べると、撮影面での満足感は感じれないのが事実です。
しかしそんな厳しい環境の中でも、いい表情を撮りたいという思いは変わりません。
厳しい環境なりにも頑張った成果は出たと思っています。特に片瀬まひろさのギャラリーは、
皆さんの目にはどう映るか分かりませんが、環境を考えると自分自身を褒めてあげたいです。

       出会ってから2年半の月日がたちました
             1部での田口真里さん

さて撮影会&私の作品に対する感想はこの編でおいておきまして、
撮影会の内容をレポートしたいと思います。1部の前半では、まずいつもお世話になっています
田口真里さんから撮影させていただきました。もうかれこれ田口さんを撮影会で撮影し続けて1年半。
川崎のKAZEのイベントで知り合った頃から数えると、2年半の月日が経っています。

そういった意味でも、今まで1番お世話になっているモデルさんの1人田口さん。
その特徴はとにかくかわいいということ (爆)85mm F1.4 のレンズをつけてピントあわせしていて、
ピントがあった瞬間なんかは、ある種のやばさを感じます (謎) 唯一の欠点は、かわいさゆえに
どんどん近づいて行って、アップの写真しか撮れないということぐらいです(笑)
この日は、黒いシックな姿で登場されたのですが、これがまたかわいいの一言。
思わずシャーターを切る私の指も、リズミカルになったのは言うまでもありません (笑)
また1部の前半終了後には、楽しいお話もさせていただき、有意義な時間を過ごせました。
サイゼリアオフ会(謎)は、夢へと消えていきましたが、
田口さんはこの日もファンの皆さんにプレゼントを与えてくれたのではないでしょうか?
少なからずとも私は、今回も素敵な表情というプレゼントをいただくことができました。

     今回は残念ながらあまり撮影できませんでした
             1部での中村裕美さん

しかしなかなかいい撮影ポジションを確保できなかったので、ワンパターンなショットになって
しまったのが本当に残念です。このあたりに大人数撮影会の限界を少し感じる今日この頃です。
そんなこんなで、田口さんと楽しいお話をしている間に、いつのまにか後半の撮影会が
スタートしていました (爆)その後半のモデルさんは、片瀬さん・近藤さんの2名のモデルさんでした。
まずは私の1番のお気に入りのモデルさんである、片瀬まひろさんから撮影させていただきました。
ロケーション的に背景が魅力的ではなかったため、必然とアップの作品が多くなってしまいましたが、
片瀬さんならアップの写真が10枚でも、20枚並んでも全然飽きがきません。独特な表情の変化を
される片瀬さんならではの魅力だと思います。今まで多くのモデルさん撮影してきましたが、
なかなかこういうモデルさんはいませんでした。撮影をしていて1番楽しいのはやっぱり片瀬さんです。
しかし撮影者が20人ぐらいいる環境の中では、
さすがにシャッターチャンスはなかなか巡ってこず、辛い撮影会でもありました。
また今回は少し厳しい意見も書かせていただくと、レフ板の当たりかたがかなり微妙でした。
強すぎたり、当たっていなかったり、当てるならきちっと当てていただきたいですし、
当てないなら当てないでいただきたい。
今回のスタッフの皆様には、もう少しレフ板に関して真剣に考えていただきたいものです。

        最高の環境で撮影できるのなら・・・
             1部での片瀬まひろさん

もしそういったことも含め、本当に最高の環境で片瀬さんを撮影することができれば・・・
ただでさえ少ないシャッターチャンスがさらに少なくなったということも考えれば、
今回の片瀬さんの作品には本当に心から満足しています。人気があるモデルさんだからこそ
環境は厳しいですが、片瀬さんを撮るためなら大人数撮影会に参加する価値はあるでしょう。
そしてはじめて撮影会という環境で撮らせていただいたのは、近藤和美さんです。
大阪オートメッセの時に1度お見かけしたというか、レイブリック?が、やっていたイベントで、
当時一緒に2ショット写真&サイン入りTシャツまでいただいたことがあったのですが、それ以来ですね。
やはりイベントでお見かけした時とは、だいぶイメージもかわり、撮影会モードとでもいうのでしょうか、
かわいらしい笑顔が素敵なモデルさんでした。私の中では 「キリッ!」 としたイメージがあったのですが、
実際はとってもやわらかい感じのイメージを受けました。あまり枚数の方は撮ることができませんでしたが、
機会があればまた撮影させていただきたいです。ここで今回の撮影会での機材について
少し触れておきたいと思います。修理からかえってきたRTSVに、
Planar 50mm F1.4&Sonnar 135mm F2.8。さらにN1に、Planar 85mm F1.4 という、2台のボディーと
3本のレンズで撮影会に望みました。今回はメインにRTSVを使用したいと思っていたのですが、
RTSVにつけるレンズフードを全部忘れるという大失態 (悲)

        笑顔がとても印象的なモデルさんでした
            1部での近藤和美さん

しかし状況的に考えても (背景処理) 50mmはなかなか使用できるような環境ではなかったので、
メインは135mmの方を使用していました。いやぁーしかしこの135mmは面白いですね。
ズームに間違われたり、内蔵フードに驚かれたりと、皆さんをビックリさせる面白いレンズです (笑)
実際、ツァイスの中でも安い部類のレンズでもあり、私が中古で購入した値段も1万円ちょいでした。
ただ1万円とは思えない描写をしてくれるレンズでもあります。今度はぜひ私のフォトギャラリーにて、
その描写のよさに驚いていただければと思います。それとは別に、毎回必ず使用している
N1&Planar 85mm F1.4も大活躍してくれました。両方の機材ともに、
露出・ピント全てマニュアルで撮影しているということもあり、とっても忙しいですが、
自分の中で少し拘っている部分でもあるので、これからもこの撮影スタイルを貫いていきたいですね。
ただ今回のような大人数撮影会で参加者の皆様が多いとなると、
やはり全てマニュアルで合わせている私は、周りの皆様に迷惑をかけることも多々あると思います。
どうしてもスポットで露出を測り、そこからピントを合わせるとなると、
AF・多分割測光の皆様に比べ、シャッターを切るまでに少し時間がかかってしまいます。
さらに今回のようにレフ板の光がコロコロ変わるとなると、何度も露出を測らないといけません。
こういった状況も考えると、大人数撮影会での限界が近づいていると思う、今日この頃です。
          
       ロケーションに少し変化が欲しかった・・・
            1部での片瀬まひろさん

      まとめ 
      撮影ということに関しては、何度も文章に書いておりますが、環境を考えると自分自身満足はしています。
      しかしこれは、あくまであの環境での満足感であり、決して本来の写真の満足感ではありません。
      今回のレポートでは、文中に少し大人数撮影会に対する厳しい意見も書かせていただきました。
      そんなことを言いながらも参加している私も私なのですが、やはりもう少し環境という面では、色々考えていただきたいと思う。
      少なからずとも、レフ板・ロケーションへの配慮だけはしっかりやっていただきたいと思います。
      人気のあるモデルさんを撮りたい・自分のお気に入りのモデルさんを撮りたいという思いは、誰にでもあるものだと思います。
      大人数撮影会がファンとの交流の場になりつつあるとも言われていますが、それはそれでいいと思いますし、
      それが目当てで参加されている皆様も多いと思われます。私もモデルさんとは仲良くお話もしたいですし、交流もしたいですから、
      全くそういった行動を否定する気もありませんし、私自身も今回というか、毎回田口さんや竹沢さんとは楽しくお話させていただいます。
      しかし本当に交流の場だけで終わっていいのでしょうか?本来は撮影会という、撮影をするための会なのではないでしょうか?
      しかしあの環境で本当にいいショットを撮ることができるでしょうか?皆様は心から満足のいくショットを撮ることができましたか?
      撮影会主催者様を否定するような文章になってしまっているかもしれませんが、これが正直な今の私の気持ちでもあります。
      今後大人数撮影会でも、少人数撮影会と変わらないぐらいというのは無理でしょうが、環境という面にもっと重点をおいていただきたいです。
      本当にちょっとしたことでも 「グッ」 とよくなると思うからこそ、今回少し厳しい文章を書かせていただきました。
      期待していなければこんな文章書きませんし、これからも参加したいと思うからこそ書かせていただきました。
      人気のモデルさん・有名なモデルさんを用意すれば確かに人は集まると思います。
      そんな中でも 「ここの撮影会に参加したらいいショットが撮れるんだよ」 と、言えるような撮影会・笑顔が見れる撮影会を期待してなりません。
      他の大人数撮影会とは一味違う環境を期待するのは酷なことでしょうか?
      モデルさんの力だけに頼っていては、いつか限界がくると思うからこその意見です。
      最後になりましたが、今回のこの撮影会レポートを見られて不快に思われる皆様も多数おられると思います。
      文中に中傷的な発言・表現がありましたことを、先にお詫びしておきます。

                                  Carl Zeiss Photo Gallery Web Master HIRO

      2003/12/14NB☆Agency撮影会の写真はこちらからどうぞ