H 15  2/ 23 N B ☆ A g e n c y 撮 影 会 
                      in 鶴 見 緑 地 公 園   
 

                撮影会主催者  NB☆Agency
                 撮影会開催場所 鶴見緑地公園 
                 日時  2003/2/ 23     天候 曇り時々晴れ
                 出演モデル ( 並松紀子 中村裕美 古谷沙織 田中かおり 澄谷薫 小笠原美帆 永浜いりあ 臼井恵美 )
                 撮影機材  (CONTAX N1/ Planar 50mm F1.4/ Planar 85mm F1.4 ・NIKON COOLPIX5700 ) 
                 使用フィルム ( PROVIA100F Velvia )

                2/11の撮影会の悲劇から約10日・・・今回は完璧に点検したN1を片手に、リベンジの時がやってきた。
            天候は曇り空で、時折お日様が光をさすという、決してベストな状態とは言いにくかったですが、前回よりはいいコンディションでした。
               モデルさんに関しては、昨年12月に1度撮影させていただいた時に、私の心を釘付けにした(笑)並松紀子さんをはじめ、
                 いつも撮影会で撮影させていただいている、中村裕美さん・田中かおりさん・永浜いりあさん・臼井恵美さん。
                 初めて撮影させていただく、古谷沙織さん・澄谷薫さん・新人の小笠原美帆さん、という8名の豪華メンバー。
                        N1の復活を飾る舞台としては、最高の舞台が整った今回の撮影会。では本編をどうぞ!

ではいつも通り撮影会の前半のモデルさん紹介から・・・
今回は、8名のモデルさんが出演されているので、
前半4名・後半4名という形になっています。
その前半のモデルさんは、
並松さん・田中さん・澄谷さん・臼井さんの4名のモデルさんでした。
並松さんの前半出演というのは、
私のリクエストに答えていただいたNB☆様に本当に感謝です。
そして場所を韓国に移しての前半の撮影会のスタートとなりました。
その前半の撮影は、昨年の12月の撮影会にて、
私に強烈な印象を与えてくれた並松さんを中心に撮影させていただきました。
撮影会でお会いするのはお久しぶりだったので、
普段あまり緊張しない私ですが、なぜか緊張(笑)
しかしやさしく挨拶してくれた、並松さんの笑顔が私の緊張を解いてくれました。
ちょっと書いていて恥ずかしい気もしますが、一言の挨拶が大事ですよね。
こういったモデルさんとのコミュニケーションも、
        
        さてこれは何をしているのでしょう?
             1部での並松紀子さん

撮影会に参加する1つの醍醐味だと私は思っています。
モデルさんと参加者の方を交えて、
楽しいお話をしながら撮影する・・・素晴らしいことですよね。
なぜならポートレートというのは、
撮影者とモデルさんとの、共同作業で完成するものなのだから・・・
自分自身がモデルさんの特徴を掴もうと努力するのは当然ですが、
モデルさんにも、撮影者の意図を少しでも
分かってもらった方が、絶対にいい作品が撮れますよね。
今回の撮影会で、並松さんとそういったお話をできたことが本当に嬉しかったです。
そして並松さん自身がそういったことを、本当に理解されていた方だったということが・・・
内面的な性格の美しさというのは、モデルさんとしても最大の魅力ですよね!
そういったことも反映したのか、今回の並松さんの作品は、私自身かなり満足しています。
また1つ、並松紀子さんというモデルさんの魅力を感じることができました。
そして同じく前半の撮影では、田中かおりさんも撮影させていただきました。
今までも何度か撮影させていただいているのですが、今回初めて掲載させていただきました。
        
         初めて掲載させていただきました
             1部での田中かおりさん

田中さんは非常に人気が高く、いい撮影場所を確保するのが大変でしたので、
撮影枚数的には少ないのですが、
今回は初めて少し納得いく作品が撮れました。
今まで田中さんの一番のチャームポイントである 「瞳」 が、思ったように撮れなかったのですが、
初めて少し(ほんの少しですけど)瞳に力のある作品が撮れたかなぁーと思っています。
そして撮影場所に関しては、前回も韓国での撮影でしたので、なんとなく撮影ポイントというか、
ここからこう撮ったらいい感じというのが、自分の中であったので、比較的構図に悩むことなく、
私にしてはかなりスムーズに撮影ができました。
いつもその場所とモデルさんの立っている場所を離れて見て、
「こうかなー、いやこうかなー」と、自問自答するのですが、
今回は自然と撮影できたような気がします。
ただそれが皆様の思っているような、構図であるかどうかはかなり謎ですが・・・(笑)
そして本当に充実した、前半の撮影会が終わり、後半のスタートとなりました。
後半のモデルさんは、中村さん・古谷さん・小笠原さん・永浜さんの4名のモデルさんでした。
実は今回の撮影会用事があったので、後半は途中で退席させていただく予定だったのですが、
いざ撮影を始めると、なかなかそういう訳にはいかないですね(笑)
       この日が撮影会デビューの新人さんです。
            1部での小笠原美帆さん

後半の撮影の方は、出演者4名のモデルさんを全て撮影するという、
私にしてはかなり珍しい展開になりました。そんな展開の中、今回が撮影会デビューという、
小笠原美帆さんに特に注目させていただきました。
さすがにこの日がデビューということもあり 「どうしたらいいんですかぁー?」 と、
色々聞いてこられましたが、ありのままの小笠原さんを出していけば、
きっといいモデルさんに成長するのではないのかなぁーと、感じました。
そのように聞かれた時にご本人にも言ったのですが 「ありのままの私って何ですか?」 と、
逆に聞かれた時が一番困りましたが (笑)
大きな瞳と満点の笑顔・・・それだけで十分に魅力的なモデルさんでした。
これからモデルさんとして大きく羽ばたくのを期待してます。
そしていつも撮影会でお世話になっている、
中村裕美さん・永浜いりあさんも撮影させていただきました。
中村さん&永浜さんに関しては、出演されている時は撮影させていただいているのですが、
今回久しぶりにアップできるような作品が撮れたかどうかは謎ですが(笑)
とりあえずHIROライン?は越えました。あとは、皆様のご意見&ご感想をお待ちしたいと思います。

        いつも素敵な表情ありがとうございます
            1部での中村裕美さん 

   まとめ
  決して、天候に恵まれた撮影会ではありませんでしたが、本当に充実した1日を過ごすことができました。
  今回の撮影会において1つ気づいたことは、ポートレート撮影というのは、カメラがいいから・レンズがいいいからといった、
  決して物で決まるものではないということです。もちろん明るいレンズを使えば、ファインダーが明るい・ボケが綺麗・解像度が高いなど、
  ポートレート写真において表現の幅を広げてくれるのは確かです。現に私も、その点だけにはこれからもこだわっていきたいと思っています。
  だからツァイスレンズを選んだのですから・・・
  しかしいくらいいカメラがあっても、いいレンズがあっても、表現するのは自分自身です。
  そしてその表現を最大限に活かしてくれるのはモデルさんです。
  光の具合が悪いのを、良くすることはできないですが、撮影者である自分と、被写体であるモデルさんとの間に、
  共有する感情は作ることができるのではないでしょうか。
  もしかしたら撮影会という短い時間の中では、そんなおおげさな感情を作るのは無理かもしれません。
  しかし本当に少しでも、そういった気持ちをもって、モデルさんに少しでも「自分はこういった写真を撮りたいんだよ」
  ということを伝えようとすることによって、本当にいい作品というのは、撮れるのではないでしょうか?
  お互いがお互いの気持ちを少しでも分かろうとする気持ちが、ポートレート撮影では大事だということが・・・
  これは人によって、感じることが違うと思いますので、なんとも言えませんが、少なくとも私はそう思います。
  共同作業で生まれるポートレート写真・・・難しいからこそ私は大好きです。だからこれからもチャレンジしていきます!
  そしてそのことを気づかせてくれるきっかけとなった、並松紀子さんに心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

  2003/2/23NB☆Agency撮影会の写真はこちらからどうぞ!