Ｈ 16　 2/ 15　A n n i v e r s a r y 撮 影 会　
　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　in 天 王 寺 公 園　　　 　

　　　　　　　　　　　　　　　 撮影会主催者　 Anniversary
　　　　　　　　　　　　　　　　 撮影会開催場所　天王寺公園
　　　　　　　　　　　　　　　　 日時　　2004/2/ 15　　　　 天候 晴れ のち 曇り
　　　　　　　　　　　　　　　　 出演モデル( 能勢恵利子　竹原あり　森尾泰子）
　　　　　　　　　　　　　　　　 撮影機材　　(CONTAX　RTS�V / Planar 50mm F1.4・Sonnar 135mm F2.8 )
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(CONTAX　N1 / Vario Sonnar 17〜35mm F2.8・Planar 85mm F1.4）
　　　　　　　　　　　　　　　　 使用フィルム　( PROVIA 100F ）

　　　　2004年2回目の撮影会、今回もAnniversary さんの方にお世話になりました。モデルさんは昨年終わりに始めて撮影させていただき、
　　　　　私のサイトでは恒例になってきました能勢恵利子さんに、はじめて撮影させていただく竹原ありさんに、森尾泰子さんという3名のモデルさんでした。
　　　　　さらに今回はバレンタインデー撮影会ということで、各モデルさんからチョコレートのプレゼントなどもあり、ちょっと趣向を凝らした撮影会でもありました。

　　　　　また撮影ということに関しては、とうとう買ってしまいました、ついに念願だった広角レンズです。CONTAX N マウントのVario Sonnar 17〜35mm F2.8です。
　　　　　実は定価25万円もするこのレンズ、いくら死ぬほどアルバイトをしている私といっても、なかなか購入するのは難しいレンズであります。今回そんなレンズを、
　　　　　いきつけの中古カメラ屋さんで、信じられない値段で譲っていただきました。さらに9千円もするフード＆1万３千円もするPフィルターまでサービスしてくれました。
　　　　　「学生さんに使っていただいた方が、レンズも喜ぶでしょ」 という、店主の言葉を忘れることなく、これからいっぱい使ってあげたいと思います。
　　　　　本当にいいレンズだからこそ、コレクションではなく、やっぱり使ってあげないと・・・
　　　　　けど店主さんには悪いですが、後2ヶ月で学生生活終わりなんですよね（爆） まぁ、深いことは考えないで撮影会レポートの方を進めていきましょう（笑）

　　　　　この日も最近ロケーション場所として恒例になってきました天王寺公園での開催となりました。
　　　　　天候はまずまずといった感じだったのですが、風が強く、モデルさん・レフ板を持つスタッフの皆様には、少し厳しい環境でした。
　　　　　しかしその風も私にとっては大歓迎でした。その理由は能勢さんのギャラリーPart�Tをご覧いただけると分かると思うのですが、
　　　　　今年のテーマーとしてカッコイイ写真を狙っている私にとっては、モデルさんの髪が風でなびく瞬間というのは、最高のシャッターチャンスとなったからです。
　　　　　モデルさん・スタッフの皆様には悪いですが、1部の前半で能勢さんを撮影させていただいている時は、とってもいい感触を得ることができました。


　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　そういえば今回の撮影会の流れを説明していませんでしたね。今回の撮影会はモデルさんが3人出演されておりましたので、
　　　　　前半の出演が1人・後半の出演が2人という形になりました。ちなみに前半のモデルさんが能勢恵利子さんで、
　　　　　後半のモデルさんが竹原ありさん・森尾泰子さんという形でした。前半にお目当ての能勢さんが1人で出演ということで、
　　　　　前半45分間は能勢さんをじっくり撮影させていただきました。昨年の終わりの撮影会で始めて能勢さんを撮影させていただいてから、
　　　　　3回目の撮影となったこの日の撮影会でしたが、まだ3回目？そう、まだ3回しか撮影したこともないし、お会いしたこともないのですが、
　　　　　もう何１０回も撮影したかのような感覚さえ感じるのは何故なんだろう・・・
　　　　　今までの撮影会でのモデルさんとの接しかたとは違い、モデルさんと正面を向いてコミュニケーションをとっているから？
　　　　　自分から撮影に対するリクエストをしているから？そしてそれに応えてくれているモデルさんだから？
　　　　　理由はよく分かりませんが、自分のイメージしているショットが今１番表現しやすいモデルさんであるのは間違いないと感じています。

　　　　　今までモデルさんとこれだけ撮影ということに対して接したことはありませんでしたし、スタッフの皆様ともこれだけ接したことはありませんでした。
　　　　　やはり人と人とのコミュニケーションから生まれてくるものは大きいですよね。
　　　　　見ためのクールなイメージ？とはちょっと違った、お茶目でちょっと天然ボケの能勢さんは、先ほど１番表現しやすいモデルさんと書きましたが、
　　　　　私が今1番表現したいモデルさんでもあるということを付け加えておきます。それだけ素晴らしいモデルさんです。
　　　　　また今回の撮影会でも能勢さんには、色々なリクエストに応えていただけたこと、本当に心から感謝しています。


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　しかしこの日の撮影会では、1〜3部まで参加していたのにも関わらず、ギャラリーに公開できるショットが少なくなってしまい、
　　　　　せっかくいい表情をいただけたのに、能勢さんには申し訳ない限りです。ただ今回の撮影会に限っては、理由が結構明確に分かっているんですよね。
　　　　　まずは始めて使った広角レンズでの作品がほぼ壊滅状態だったということ・・・というのは、フレーミングが最悪！！
　　　　　フィルム2本分（５本しか撮影していないこと考えると、これも痛い）は、広角レンズで撮影したのですが、本当にヤバイ結果となってしまいました（悲）
　　　　　ただこればかりは、経験と練習あるのみだと思っています。最初からそんな簡単にいいショットばかり撮れたら面白くもなんともないですもんね。
　　　　　難しいゲームを解いた時の方が感動が大きいみたいに、写真もきっとそうなんだと思います。使いこなすのが難しい広角レンズだからこそ、
　　　　　自分が思っていたように上手く撮れた時の感動はきっと大きいだと思います。だから今回上手く使うことはできませんでしたが、次回も使いますし、
　　　　　もちろんこれからも使い続けたいと思っています。人とはちょっと違った写真を撮りたいと思っている私には、広角という新しい武器はもう手放しません。
　　　　　Zeiss最強の広角レンズを活かすも殺すも私しだい・・・こんな自分の力を試せる面白いチャレンジないですもんね！


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　ただ今回始めて広角を使って気付いたこともありました、やはりあれだけ広角になると、どんな環境でも使えるものではないということ。
　　　　　きっと Anniversary さんだから普通に17mm側でも使うことできましたが、普通の大人数撮影会ではちょっと厳しいだろうなぁーとも思いました。
　　　　　また17mmクラスとなると、モデルさんにかなーーり近づかないといけない場面も多々あったのですが、
　　　　　これも大人数撮影会ではなかなか厳しいところだと思われます。そんなに頻繁にモデルさんに近づいていたら周りの方の迷惑になりますもんね。
　　　　　けど今回の撮影会では、広角マジックを色々な場面で感じました。モデルさんに近づくということを書きましたが、
　　　　　ファインダーを覗きながらモデルさんに近づくのは色々な意味でビックリです。自分ではそんなに近づいていないと思っているのですが、
　　　　　シャッターを切って、ふと顔をあげると、本当に目の真ん前に能勢さんの顔が （５０〜60cm） これは本当にビックリですよね。
　　　　　ファインダー越しにはそんなに近づいているとは思っていないんですけどね・・・なんか言い訳っぽいですね（笑）
　　　　　周りの方から見ると、まるで私がこれから能勢さんにキスを迫っているように見えても不思議ではない光景でしたから（笑）
　　　　　もちろんそんなことしませんというかできませんが、ちょっと嬉しい広角マジックでした（爆）


　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　そしてもう1点の原因なのですが、またカメラがトラブってしまったということです（泣） 皆さんにクイズです。さてどちらのカメラがトラブったのでしょうか？
　　　　　なぁーんて、あまりにもショックだったので、半分頭がバグってきているのですが （笑） なんと2台ともトラブルです。
　　　　　本当に京セラにはどないなっているんだと、質疑応答したいものですが、ここでそんなこと言ってもカメラのトラブルが直るわけでもなく・・・
　　　　　本当に悲しい限りでした。RTS�Vに起きた現象は、まだ10枚しか撮影していないのに突然巻き上がるというトラブル。
　　　　　N１に起きたトラブルは、電池は明らかにまだ容量十分なはずなのに、電源がおちまくるというトラブル。両方とも微妙にやっかいなトラブルなだけに、
　　　　　撮影会途中にテンションダウンしてしまう私（悲） 一応途中からは両機ともに復活したのですが、原因不明のトラブルはもうこりごりですね。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　これらの原因に加え、さらに私の撮影テクニックのなさが重なり、能勢さん以外のモデルさんの写真はアップすることはできませんが、
　　　　　撮影会の内容としては本当に楽しい撮影会でした。今回はオフ会にまで参加させていただき、
　　　　　能勢さんの家は、京都の山奥ではなく、京都の田舎だったということも判明しました（ご本人からご指摘を受けました）
　　　　　能勢さん的には、山奥と田舎の違いは重要のようです（やっぱりどっちでもいいような・・・笑）
　　　　　また、バレンタインデー撮影会ということで、能勢さんから手製のチョコレート&苺大福のプレゼントもありました。
　　　　　けっしてAnniversaryさんのスタッフさんが言うように、毒饅頭ではありませんでしたし、正露丸も必要としませんでした（笑）
　　　　　こんなワキアイアイとした雰囲気もAnniversaryさんのよいところですね。
　　　　　撮影だけではない、人と人とのコミュニケーション＆繋がりというのは、こんなところから生まれてくるのかもしれませんね。



　これが噂の能勢さん手作り毒饅頭・・・
もとい（笑） 苺大福＆チョコレートですね。
参加者の方皆さんに、休憩時間の間に配ってられました。
「生ものなのですぐに食べてくださいね」 と親切なお言葉をいただいので、
すぐにいただこうと思ったのですが、
なかなか喉を通す勇気がなかったため・・・
なんて書くと能勢さんに怒られますね （笑）
今年はチョコほとんど貰えなかったので （悲） せっかくのプレゼントなので、
記念に1枚写真におさめておきたかったんです。
味の方は意外にも？（意外は失礼ですね・・・笑）美味しかったです。
能勢さん・・・
バレンタインデーの苺大福ありがとうございました。
ただ、ホワイトデーのお返しは決して期待しないで下さいね（笑）



　　　　　　まとめ
　　　　　撮影会レポートとしてはちょっともの足りない内容となってしまいましたが、今回はこのぐらいでご勘弁下さい。
　　　　　やっぱりカメラ的なトラブルがあると、色々気になってなかなか撮影に集中できないものです。
　　　　　しかし今回もまたまたいい勉強になりました。はじめての本格的な広角レンズでの撮影。
　　　　　本当に失敗だらけで作品として呼べるレベルではないと思いますが、これが私のデビュー作品です。
　　　　　これから徐々に経験と練習を重ね、色々なイメージを頭に浮かべ、チャレンジ精神を忘れないで頑張りたいですね。
　　　　　「きっといつかモデルさんも、そして自分も納得のいく作品をとってやるさ・・・」 だから皆様気長に見守っていてください。
　　　　　それが5年後なのか1年後なのか、それとも今度の撮影会で撮ることができるのか、そんなことは分かりませんが、
　　　　　そういう気持ちを忘れないで、撮影し続けたいですね。
　　　　　自分が頑張るのはもちろんですが、モデルさんにも、スタッフさんにも頑張っていただき、
　　　　　これからも、共同作業のポートレートというのを大事にしていきたいですね。
　　　　　それが今回の撮影会で改めて感じることができました。
　　　　　能勢恵利子さんという1人の女性と、Anniversaryさんのスタッフさんから・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Carl Zeiss Photo Gallery　Web Master HIRO

　　　　　　2004/2/15 Anniversary 撮影会の写真はこちらからどうぞ