H 16 3/ 14 A n n i v e r s a r y 撮 影 会
in 鶴 見 緑 地 公 園
撮影会主催者 Anniversary
撮影会開催場所 鶴見緑地公園
日時 2004/3/ 14
天候 晴れ
出演モデル( 石川加奈子 能勢恵利子 惠以 内田さやか)
撮影機材 (CONTAX RTSV / Planar 50mm F1.4・Sonnar 135mm F2.8 )
(CONTAX N1 /Vario
Sonar 17〜35mm F2.8・Planar 85mm F1.4 )
使用フィルム ( ASTIA100F )
今年6回目の撮影会参加となりました。今回もAnniversary さんにお世話になります。まずは今回の撮影会の説明から始めたいと思います。
天候は1部・2部共に晴れということもあり、雨や雪が続いていた私にとっては、最高の環境となりました。久しぶりに1/1000以上で、シャッターが切れました
(笑)
撮影会開催場所なのですが、久しぶりの鶴見緑地公園でした。なんだかんだ言っても、鶴見緑地はいいですね。自然な雰囲気がとてもいい公園です。
そして出演モデルさんのご紹介ですね。昨年の6月以来ずーーと撮影したいと思い続けていて、今回やっと念願がかなった石川加奈子さんに、
私のお気に入りのモデルさんである能勢恵利子さんに惠以さん、そしてグラビアなどで活躍されている内田さやかさんという豪華メンバーとなりました。
機材の方は、基本的に今回もRTSVに50mm N1に85mm という形でいきましたが、今回は状況に応じて、広角レンズや望遠の135mm
も使用しました。
フィルムの方は天候が快晴だったということもあり、コントラストが凄く強く出ていたので、柔らかな写真にしたいため、全てASTIA100Fを使用しました。
それでは、3/14 Anniversary 撮影会 in 鶴見緑地公園の内容をレポートしたいと思います。
まずは何と言っても、天候に恵まれた今回の撮影会。これだけの快晴の中で撮影をしたのは本当に久しぶりだったので、自然とテンションもあがりました。
1部前半の時に能勢さんにあった瞬間に 「HIROさーん、今日は晴れましたねぇー」
というお言葉をいただいたのですが、これが 「今日は」 で終わらない
ことを本当に心から祈ります (笑) さて前半の時に能勢さんと書いてしまいましたが、まずは今回の撮影会の前半のモデルさんの紹介からいきますね。
昨年の暮れからほとんど毎週のように撮影させていただいている能勢恵利子さんに、とっても人あたりが優しくて、私も大好きな惠以さんの2人でした。
そして場所を、鶴見緑地の中でも今まで私が撮影したことない場所に移動し
(といっても分かりませんよね・・・笑) 撮影会のスタートとなりました。
そしてまず触れておかなければいけないのが、今回の撮影会、関東から石川加奈子さん・内田さやかさんという、
人気のあるモデルさんが出演されていることから、参加者の数が大変多く、いつものAnniversary撮影会のように、自分達でモデルさんにリクエストしたり
する余裕はほとんどなかったことを先に書いておきます。しかし前半の撮影では、モデルさんが能勢さん&惠以さんということもあり、
色々なリクエストも聞いていただきました。前半に関しては、いつものAnniversary
さんの撮影会を楽しむことができたのではないかと思っています。
撮影の方は、能勢さんの方からさせていただきました。この日は天候にも恵まれたこともあり、自然と能勢さんのテンションも高かったのですが、
この日は本当にいい表情をいただくことができました。一足早い桜満開といったところでしょうか・・・能勢さんの笑顔が満開でした。
昨年の暮れから集中的に撮影をさせていただいていますが、これからも撮影を続けさせていただきたいと思うモデルさんの1人ですね。
私にとって、徐々に成長していく彼女の姿を見るのは、撮影会に参加するこの上もない楽しさの1部となっています。
そして能勢さんの目を盗んでは (爆) 惠以さんの方も撮影させていただきました。川崎のイベントなどからのお付き合いを考えると、
本当に長いお付き合いになるのですが、まぁ、お付き合いといっても本当に付き合っているわけでは当然ありませんが
(笑)
そんな冗談も気軽に言えるようなモデルさんの1人です。そして惠以さんの持ってられる独特の表情・・・私は大好きですね。
すっごく笑顔が柔らかくて素敵だなぁーとか思っていたら、キリッと何かを睨みつけるような鋭い視線・・・もしかして私を睨んでいるのかも?
(笑)
そんな素敵な惠以さんの写真を、ぜひ私のサイトのフォトギャラリーでご覧いただければ嬉しく思います。きっと素敵な惠以さんに会えると思います。
今回を最後に当分撮影させていただける機会には恵まれないかもしれませんが、最後にとってもいい撮影をすることができました。
充実の1部前半が終了し、後半の撮影のスタートとなりました。後半の撮影は、石川加奈子さん1人に集中させていただきました。
昨年の6月以来、約10ヶ月ぶりの撮影となった石川さん。私の今まで撮影させていただいたモデルさんの中でも、思い入れのあるモデルさんの1人です。
石川さんが久しぶりに撮影できるということもあり、かなり気合を入れていたのですが・・・やはり大人数での撮影は厳しいものがありました。
ここのところ、常に少人数での撮影をしていたというのもあると思うのですが、久しぶりの大人数での撮影は、かなり難しかったですね。
それでも20人ぐらいの人に囲まれながらも、石川さんは持ち前のパワーあふれる元気さをバネに頑張ってられました。
しかし、久しぶりに石川さんを撮影させていただき感じたのですが、やはり表情の多さ&ポージングの豊かさは凄いですね。
遠めで石川さんを見ているだけでも、その凄さというのは感じれると思いますし、また見ているだけでも勉強になることも多いです。
今度モデルさんにあのポーズをリクエストしてみようとか・・・自然に目線を外される仕草とか・・・数えあげればきりがないですね。
ただ個人的な失敗談をあげるとすると、これは完全に私自身のミスというか実力のなさというか・・・石川さんのペースについていけなかったんですよね。
シャッターを押した瞬間には、素早く次の表情、ポージングに移られる石川さんなので、完全マニュアル撮影の私にとっては辛いものがありました。
ポージングを変えられる度に、微妙に変化する光の当たり方・・・スピードを求められるピントあわせの難しさ・・・
それが結果にもろに表れ、正直今回撮影させていただいた石川さんの写真の8割がたはピンボケという、厳しい結果となりました。
しかしそれはあくまで自分の言い訳に過ぎなく、できるだけ多くの参加者の皆様に、満足のいくように撮ってもらいたいという石川さんの苦労を考えると、
こちら側が頑張って、モデルさんの気持ちを理解して、そのペースについていこうとする努力が必要だとも思いました。
だから今回は、とっても楽しみにしていた石川さんの写真ですが、ほぼ壊滅と言っていいかもしれません。しかし壊滅の中にもごく少数ですが、
きっちりピントが合ったショット・露出がイメージ通りになったショットがあったことが、せめてもの救いでした。
けど壊滅のままでは絶対に終わりません。次回、また石川さんを撮影させていただける時には、自分なりにどういうスタイルで撮影を望めばいいかを考え、
今回のような失敗を招かないようにしたいと思います。やっぱり写真は1枚1枚大事に撮らないといけないですね。
数を撮ったら当たるみたいな方法はやっぱり私にはダメでした。今度はきっちり皆さんの迷惑にならない程度に、慎重に撮影をしたいと思います。
1部の方が終了し、昼食をはさんで2部の開始となりました。2部の方は鶴見緑地の中でも、撮影場所の定番でもあるモナコ周辺での撮影となりました。
その撮影場所までの移動の間、惠以さんや能勢さんと楽しい話をしながら歩いていたのですが、こういうコミュニケーションって、とっても大事ですよね。
今回も移動中に、能勢さんの口から多大なる問題発言の数々が飛び出しましたが、こういう会話というのは、ただ楽しいだけではなく、
撮影会がはじまっても、和やかな雰囲気を生み出す要素の1つになると思っています。やっぱりお互い楽しくないといけないんですよね。
今回もそういった意味では、私と能勢さんとの間に笑いは止まりませんでした。しかし私がカメラを向けると、笑って噴出してしまうというのは、
ちょっと重症なので (笑) 能勢さんに対しては、今後はまた何か対策を考えないといけないですね
(どんな対策やねん・・・笑)
さてここで少しだけ撮影データの話をしておきます。今回は先にも書きましたが、フィルムは全てASTIA100Fです。一般的にフジのポートレート用と
いわれるこのフィルム、私も1番好きな発色をしてくれるフィルムとして、PROVIA100Fと併用してよく使っています。落ち着いた発色というのでしょうか、
変にコテコテすることなく、とっても彩度の低い画になるのですが、もちろん場面にもよるのですが、個人的には彩度が低い画の方が好みなので、
ASTIA100Fの発色には、本当に満足しています。そういうこともあり、今回アップさせていただいている画像は、全て彩度の低い、見た目には凄く地味な
発色の写真となっていますが、実際のモデルさんの肌の色ってどうなんだろう?・・・考えてみると、決してそんなにコテコテしていないと思うんですね。
彩度が高い方が見栄えはするかもしれません・・・けどできる限り実際のモデルさんの肌を忠実に再現してみたいんですよね・・・
けど時にはVelvia等を使って、イメージカラーを作るのも面白いんですけどね・・・その時の状況に応じて上手く使い分けてやりたいものです。
そしてレンズに関しては今回 17〜35mm・50mm・85mm・135mm、この4本のレンズを状況に応じて使い分けてみました。
石川さんを撮影する時は、近づいて撮影するのが困難だっとこともあり、ほとんどが、85mm
& 135mm のみでの撮影となってしまいましたが、
能勢さん&惠以さんを撮影させていただいた時は、広角レンズも使いながら、色々なアングルや面白い構図の写真が撮れたのではないかと思っています。
やはり状況に応じて使う広角レンズ・・・面白いですね。 しかし広角レンズはモデルさんに近づかないと、なかなか面白いショットが撮れないので、
このあたりは周りの皆さんの視線を気にしながら、間があいた時などを利用して、モデルさんに殴られない程度に近づいて
(笑) チャレンジですね!
広角レンズでの撮影というのは、まだまだ未知なる世界が隠れているように思いますので、これからも積極的に使ってみたいと思っています。
まとめ
これだけの人数での撮影会というのは、昨年の12月のNB☆Agency撮影会以来でしたが、やはり大人数なりの問題はあったとように思います。
1年前ぐらいまでなら、これぐらいの参加者の数は当然だと思っていたのですが・・・撮影会はやはり少人数に限りますね。
大人数には大人数なりの撮影の仕方というのがあると思いますが、なんて言うのでしょうか・・・何か違うんですよね。
モデルさんと向き合って撮影しているような気がしないというか・・・これはあくまで個人的な感想ですので、皆様の意見とは違うかもしれませんが、
久しぶりに大人数での撮影会に参加して改めて感じました・・・モデルさんとのコミュニケーションが1番大事なんだなと。
そういった意味では、先にも書きましたが、前半の撮影は本当に満足のいく内容になったと思っています。
ただあっち行ったり、こっち戻ったりで、かなり落ち着きのない人になっていましたが
(笑) それはそれでよかったと思っています。
後半に関しても、確かに先に書いたような問題はあったと思いますが、久しぶりに撮影することができた石川加奈子さん・・・
やはりモデルさんとしてのレベルが違うというのでしょうか、少し次元が違う人だなと、改めて感じさせられました。
結果的に、今回石川さんの写真に関してはピンボケを連発してしまい、撮影した枚数&石川さんの表情のよさを考えると、
壊滅といっていい結果かもしれません。人気のある石川さんなので、今後も少人数で撮るなんてことは無理かもしれません、
しかし大人数での撮影においても、決して期待を裏切らない石川さんのよさ・・・今後もまた撮影させていただきたいモデルさんです。
最後になりましたが、今回も撮影会でお世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
Carl Zeiss Photo Gallery Web Master
HIRO
2004/3/14 Anniversary 撮影会の写真はこちらからどうぞ