H 16  5/ 30 A n n i v e r s a r y 撮 影 会 
                        in 鶴 見 緑 地 公 園   
 

                撮影会主催者  Anniversary
                 撮影会開催場所 鶴見緑地公園
                 日時  2004/5/ 30     天候 晴れ
                 出演モデル( 小田倉良子 能勢恵利子 小池由佳 真川愛 )
                 撮影機材  (CONTAX RTSV / Planar 50mm F1.4・Sonnar 135mm F2.8 )
                          (CONTAX N1 /Vario Sonar 17〜35mm F2.8・Planar 85mm F1.4 )
                          (CONTAX SL300RT)
                 使用フィルム ( ASTIA100F PROVIA100F)

     約2ヶ月振りの撮影会レポート更新となりました。当日天候は曇りという予想だったのですが、
      当日は見事な快晴、しかしこの日に限っては曇りの方がよかったのだが・・・
      そして今回の撮影会のモデルさんの紹介をしたいと思います。まずは私がAnniversaryさんにリクエストしていたモデルさんでもある
      小田倉良子さんです。昨年の9月に1度東京のスタジオスティルさんで撮影させていただいたことがあるのですが、
      その時に素晴らしいモデルさんだと、心から感じることができたモデルさんでした。抜群のスタイルのよさに、鋭い視線&悩ましげなしぐさ・・・
      私がイメージするモデルさんの理想のスタイルに限りなく近いモデルさんの1人だと思います。
      そしていつも撮影会でお世話になっている能勢恵利子さんに、初めて撮影させていただく小池由佳さんに真川愛さんの
      4名のモデルさんで撮影会は行われました。それでは2004/5/30Anniversary撮影会の模様をレポートしたいと思います。

        

      天候に恵まれた撮影会だったのですが、今回に限っては曇り空 or 雨を期待していた私にとってはちょっぴり残念な
      環境となってしまいました。なぜ曇り空を期待していたのかはまた後ほど述べたいと思います。
      撮影会開始の10時となり、場所を今まで密かに行ったことがなかった風車&花畑に移動し撮影会のスタートとなりました。
      天候がよかったこともあり、お花がとても綺麗に輝いていたのと、観光客が少なかったことが幸いし、
      比較的撮影しやすい環境となりました。その前半のモデルさんは、能勢恵利子さんと小池由佳さんのお二人でした。
      まず撮影させていただいたのは、いつも撮影会でお世話になっている能勢さんでした。
      この日もいつものように撮影者の皆さんと楽しく話をされながらのリラックスムードで、撮影者の皆さんと常にコミュニケーションをとろうとする
      姿勢はいつ見ても素敵です。能勢さんを撮影するにあたっては、今回も色々なことをさせていただきました。
      色々な小物を用意したり・・・と言っても、私の携帯電話と借り物のマグカップだけなのですが、
      
撮影にこういったちょっとした小物をとりいれることによって、色々なシュツエーションを組み立てることができたので、
      今回はそういった意味では面白い撮影ができたと思っています。そして初めて撮影させていただいた小池由佳さん。
      正直撮影会が始まる前まで全くどんな方か調べていなかったため、全くの知識なしの状態で撮影の方をはじめさせていただきました。
      本来ならモデルさんの趣味とか調べておいて、おしゃべりしながら撮影するというのが、お互いにリラックスムードでいいと思うのですが・・・
      そんな中はじめて撮影させていただい小池さんだったのですが、かわいらしいという言葉が似合うモデルさんだと思いました。
      明るい性格のモデルさんでしたので、撮影者の皆様との間で話が途切れることもありませんでしたし、
      私のようにはじめて撮影させてもうら人でも、気軽に撮影しやすいモデルさんではないでしょうか。

                      

      そんな中前半の撮影が終わり、後半の撮影のスタートとなりました。後半のモデルさんは、
      小田倉良子さんと真川愛さんのお二人でした。真川さんも初めて見たモデルさんで、
      撮影させていただきたいモデルさんだったのですが、今回に限っては、後半の撮影は小田倉さんに集中させていただきました。
      小田倉さんを撮影させていただくのは、昨年9月に参加したスタジオスティル撮影会の時以来2回目となったのですが、
      やはり素晴らしいモデルさんでした。スティルさんで初めて撮影させていただいた時に、このモデルさんは 「いい!」 と
      素直に感じることができた数少ないモデルさんの1人だったのですが、なかなか大阪の方で撮影をさせていただける機会がありませんでした。
      しかし今回アニバーサリーさんにリクエストを聞いていただき、
      出演していただけたのは本当にラッキーでした。そんな私の個人的な感情も入ったお気に入りモデルさんの出演だったので、
      撮影の方にも自然と力が入りました。今回少し小田倉さんを撮影するにあたっては、幾つかのテーマといったらおかしいですが、
      目標みたいなのを自分自身設定していました。大きなテーマとしては「かっこいい写真を撮ること」 これは人によってとらえ方が
      十人十色だと思われますが、まず私が見てかっこいいと思える写真を撮ることが今回の目標でした。

       

      そのために、小田倉さんの特徴の一つでもある「背の高さ・手足の長さ」 を表現するために広角レンズを上手く使うこと
      基本的にモデルさんにリクエストはしないで、小田倉さんの自然なかっこよさを表現すること
      その他何個か自分の中で決めていたことがあったのですが、その中にダークなイメージを表現したいというのがあったのですが、
      あいにく?の快晴であったため、このテーマは次回に持ち越しとなってしまいました。
      そんな色々なことを考えながらの撮影となったのですが、久しぶりの関西での撮影会ということもあり、
      小田倉さんも緊張されていたのでしょうか?前半のお二人とは打って変わっての、静かな環境の中での撮影となりました。
      しかしモデルさんとしてのレベルの高さは、やはり際立つものがありました。
      野外で撮影させていただくのはもちろん初めてなのですが、立ちポーズにしても、座りポーズにしても、
      どんなポーズをされても 「ビシッ!」 と決まりますね。前半の環境は風車&花畑だったので、もしかしたらちょっとポーズが決まりすぎ
      だったのかもしれませんが、これで2部の撮影が本当に楽しみになってきました。なぜ2部が楽しみなのか・・・
      2部は場所を私の好きなブロック壁のある建物のところでやると分かったからです。

       

      小田倉さんとあの場所は絶対に合うという私の直感が当たるのか外れるのか・・・それは2部のお楽しみです。
      そしてお昼の休憩を挟んでの2部の開始となったのですが、能勢さんと小池さんを撮影させていただいた場所は、
      エジプトといえば分かる人は分かると思うのですが、名前のとおりちょっぴりエジプトっぽいところでした。
      2部も前半の撮影に関しては能勢さんと小池さんを交互に撮影させていただくような感じになりました。
      ここで今回の撮影機材&データのお話を少ししておきたいと思います。まず先に少し述べましたが、
      今回の撮影会では広角レンズを多く使いました。Vario Sonnar 17〜35mm F2.8という広角レンズなのですが、
      今回の撮影会では改めてこのレンズの素晴らしさというのを感じましたね。ポートレートというと、どうしても中望遠レンズが主体に
      なりがちだと思うのですが、10mm台の世界をポートレートで使ってみるのも面白いものです。とくに今回の撮影会のモデルさんである
      小田倉良子さんのように、背が高くて、足が長いモデルさんなら、よりいっそう足を長く見せるために、ローアングルからの撮影などをすると、
      きっと今までには見たことのないような作品ができあがると思います。

                     

      もちろん広角レンズというのは、それだけファインダーに写りこむ面積が広くなるわけですから、露出には最大限の注意が必要ですが、
      上手くスポット測光を利用してあげることにより、それはカバーしてあげたいところです。広角ポートレート・・・
      以前から積極的に取り組んでいた部分ではあるのですが、これからはよりいっそう力をいれて行きたいですね。
      もちろんモデルさん&ロケーションの環境によってですが・・・ その他にも、今回は多くのレンズを使用しています。
      Planar 50mm F1.4 Planar 85mm F1.4 Sonnar135mm F2.8 合計で4本のレンズを使用しております。
      ギャラリーの方には、全てのレンズの作品を掲載しておりますので、どうかそういったレンズの焦点距離による作品の違いなどにも
      注目していただければと思います。また今回の撮影会では新しいコンパクトデジカメも使いはじめています。
      ちょっと前に店頭で衝動買いしてしまった CONTAX SL300RT というデジカメなのですが、このカメラでの撮影が意外に楽しかったです。

                    

      連写がフルメモリまで永遠とできるということと、コンパクトデジカメながら Carl Zeiss T*レンズを装備しているというのが
      特徴のカメラなのですが、今回は連写機能のよさを感じることができました。普段どうしてもフィルムの撮影枚数を気にしてしまうので、
      連写などほとんどしたことがなかったのですが、今回このデジカメの連写機能を使うことにより、
      面白いことに気づきました。それはモデルさんの表情の変化の仕方です。特に小池さんが表情の変化に特徴があったので、
      4回ほど20連写ぐらいの撮影をさせていただいたのですが、面白いですね。
      決して小池さんの表情が面白いということではなく、人間の表情の変化の仕方が面白いなぁーと思いました。
      あぁーこうやってモデルさんは表情を変化してられているんだぁーというのが、改めて理解することができ、とってもいい勉強になりました。
      これからもどんどんこのデジカメは利用してみたいと思います。ちょっとした撮影の合間などに、やってみると面白ですね。
      それでは機材の話はこの辺りでおいておきまして、撮影会の話にもどりたいと思います。今回一番楽しみにしていた後半の
      撮影場所であるブロックがある舞台、そしてその場所にマッチするであろうと思っていた小田倉さんだったのですが・・・
      やはり私の想像は間違えてはいませんでした。ちょっとどんよりした環境の中での小田倉さんの鋭い表情&しぐさは、
      間違いなく最高の被写体でした。これでもう少し天候が曇りだったら、もっとダークなイメージの写真が表現できたと思うのですが、
      こればかりは私たちの力ではどうしようもできないですもんね。けど私自身心から満足のいくショットが久しぶりに撮ることができたので、
      本当によかったです。これも全てモデルさんであった小田倉良子さんのおかげですね。

       

       まとめ
      久しぶりの撮影会レポートとなり、内容の方もわけの分からないものになっていますが、どうかご了承ください。
      ただ今回の撮影会は、本当に参加してよかったと思いました。リクエストしていたモデルさんである小田倉良子さんの出演。
      このモデルさんならきっと自分のイメージに近い作品が撮れると思いリクエストさせていただいたモデルさんだったのですが、
      私の思っていた以上になんて言いかたしたら失礼になるのかもしれませんが、想像をはるかに超える素晴らしいモデルさんでした。
      小田倉さんなら、これからでも何回でも撮影させていただきたいと心から思いました。それだけ素晴らしいモデルさんだったということです。
      そして今回に関してはギャラリーの方も自信をもって公開することができました。
      皆さんの目から見てどう見えるかはそれぞれだと思いますが、私が表現したかった世界が表現できたので個人的には大満足です。
      これが今回だけで終わることのないように、これからも自分の中で色々考えながら撮影の方を楽しみたいと思っています。
      そういうこともあり、今回のギャラリーは小田倉良子さん中心となりましたが、数多くの作品を掲載させていただきました。
      モデルの皆様・スタッフの皆様には心から感謝しております。ありがとうございました。

                               Carl Zeiss Photo Gallery Web Master HIRO

        2004/5/30 Anniversary 撮影会の写真はこちらからどうぞ